バイオガスバーナー
特長
バイオ燃料の成分は、有機物から成り立っており、カーボンニュートラル燃料として、更に化石燃料に変わる燃料として、各方面で使用されております。
バイオ燃料としては、バイオガス(蓄糞ガス、木材ガス、その他)、バイオ油(バイオディーゼル、植物油、エタノール)、固形燃料(木材、チップ、ペレット)があります。
リエロバーナーは、バイオガス、バイオディーゼル油、植物油用に広範囲の燃焼量に対応しております。
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バイオガス
主に、野菜、汚泥などを発酵させて、得られます。
通常CH4(50~70%)、CO2(30~35%)、その他H2S、NH3、H2、CO、HCなどが含まれています。リエロバーナーはバイオマスガス以外(都市ガス、LPGなどの市販ガス)を使用することなく燃焼可能です。 -
バイオディーゼル油
化学処理(エチルアルコールでの改善)された植物油(菜種油、ひまわり油、その他)はおおむね琥珀色をしています。これらはバイオ燃料として使用されます。
粘土はおおむね市販のディーゼル燃料に近い値です。
通常のディーゼル燃料中へのバイオ燃料添加割合は、地域ごとの規定により変化します。
この比率はバーナで燃焼するキーファクターとなるので、使用前に必ずご相談下さい。 -
植物油
植物油(菜種油、ひまわり、大豆油)は植物の種を圧搾して取り出します。
通常のディーゼル油の粘土が20℃の状態で2~8m㎡/sであるのに対して、60~75m㎡/sとかなり高くなります。
安全規格:UL規格/EN規格取得、ガス会社基準適合
バイオガスバーナー仕様
バーナー機種名 | GS2BI-G | GS3BI-G | GS4BI-G | GS5BI-G | GS6BI-G | |
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燃焼量 Nm3 | 36 | 60 | 100 | 130 | 150 | |
ガス供給圧力 kPa | 2~4 | |||||
操作電源 | 単相200V-50Hz,60Hz | 単相200V-50Hz,60Hz | ||||
動力電源 | 単相200V-50Hz,60Hz | 3相200V-50Hz,60Hz | ||||
炉内圧力 Pa | ±0基準 加圧炉の場合は、風圧特性表を参照 |
バイオマスガス発熱量:18,837KJ/Nm3、4,502Kcal/Nm3
バーナー使用例
ダイレクト着火方式採用により、パイロット用の別ガスが不要です。
実績バイオガス種類
- 畜糞バイオガス
- 木質バイオガス
- 根菜バイオガス
特徴
- バイオガスを安定して燃焼可能です。
- パイロット用にLPG燃料が不要です。
畜糞系バイオガス温水ボイラー
木質系バイオガス温水発生機
[畜糞系バイオマスガス+灯油]切替式バーナ使用ボイラー(RLS28バーナー詳細へ)
お客様の声とレポート
LPGを着火用(パイロットバーナー)に使用せず、バーナー燃焼可能で、設置の軽減が達成できた。